重要種(じゅうようしゅ)とは 
 さまざまなことが原因で絶滅(ぜつめつ)のおそれがあったり、元々数が少ない、あるいは見られる場所がせまい・少ないといった生き物を示す。
 環境省や全国の都道府県では、こうした生き物を調べ、レッドデータブックあるいはレッドリストとして公表しており、下の表のように重要な度合いによって、いくつかのランクに分けて整理している。
環境省レッドリスト
(2007年)
鹿児島県レッドデータブック
(2003年)
●絶滅危惧IA類(ぜつめつきぐ1Aるい)
   ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種
●絶滅危惧I類(ぜつめつきぐ1るい)
   絶滅の危機に瀕している種
●絶滅危惧IB類(ぜつめつきぐ1Bるい)
   IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種
●絶滅危惧II類(ぜつめつきぐ2るい)
   絶滅の危険が増大している種
●準絶滅危惧(じゅんぜつめつきぐ)
   今は絶滅危険度は小さいが、条件の変化によっては絶滅危惧に移行する可能性のある種
●情報不足(じょうほうぶそく)
   評価するだけの情報が不足している種